アースメタル株式会社
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銅率(銅の重量割合%)が高い電線でよく見かけるのに、電力ケーブルのCVケーブル(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル)やIV電線(ビニル絶縁電線)があります。
導体(銅線)の断面積はスケア(平方mm.)で表現されよく使われます。「CVの100スケならいくら」などです。

また、CVケーブルがシース(外皮)が黒ですが、シースが灰色のSVケーブル(ビニル絶縁ビニルシースケーブル)は同じ太さで銅割合がCVに比べ1割程落ちます。
一見同じように見えても、被覆の材質と厚さによって銅率は変わってきます。
当然、銅率により価格が変わります。

CVケーブルは太い銅線を束で撚り合わ せ塩ビ被覆し、黒のシース(外皮)で保護したもので単芯は赤・白・緑などのラインが入ったものが多く(ラインが入った物は実際は線を撚り合わせて使い2本 撚り合わせはCVD、3本はCVT、4本はCVQと言います。)、単芯の他に2心、3心、4心があり、住宅や工場の地下に埋設通線するのが一般的です。
IV電線は撚り線の束や単線をビニール被覆したもので、外皮(シース)保護はないので、屋内配線に使用されます。

被覆を剥いた銅線の太さが1.3mm以上のもので表面に光沢があるものをピカ線(光特号銅線)と言い、
銅スクラップの中では一番高額で取引されます。
銅率を調べる際は、調べる電線30センチ〜50センチ(より長いほうが正確に測れます)ぐらい、カッター、量り(1グラム単位)をご用意ください。
総重量を計量し、外皮からカッターを入れ剥がしていき銅線を取り出し、銅線を計量して、計算式で割り出します。

図のCV-2Cケーブルの銅率は導体重量318g÷総重量468g×100=67.9%でした。

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